時間がある今だからこそ、今すぐやってみたいことがあるけど、お金が必要。
急に引っ越しをすることになったので、引っ越し資金を工面しなければならない。
そういったタイミングは会社員として働いている人に限らず、アルバイトで生計を立てている人や学生の皆さんにもあるのではないでしょうか。
急にお金が必要になったとき、様々な用途で資金が使えるカードローン。
カードローンは、会社員としてしっかり働いていないと借りることができないのでしょうか。
毎月安定した収入があれば、アルバイトでも借りられる可能性あり
結論からいえば、
アルバイトであっても、毎月安定した収入があれば借りられる可能性があります。
これは学生でも同じで、講義の合間や放課後に定期的にアルバイトをしていて安定した収入があれば、審査を経て借りられる可能性は十分あります。
なぜなら、ほとんどのカードローンの利用条件は「安定した収入がある方」と書かれているため、ここをクリアできれば借りられる可能性は大きく上がるのです。
一点注意する必要があるのは貸金業法による総量規制でしょう1。消費者金融など、貸金業法に登録された業者からは、複数の貸金業者の合計で年収の1/3までしか借りられません。
例えば年収が100万の場合、借りられる上限はおおよそ33万までとなります。それ以上必要になった場合は銀行のカードローンを検討しましょう。銀行は貸金業法で規制されていないため総量規制にかからず、年収の1/3を借りていても融資を受けられる可能性があります。
20歳未満が借りられる所は限られている
さて、そもそも借りられるかどうか、つまり融資の申込みができるかどうかを分けるのは「安定した収入があるかどうか」であり、アルバイトや正社員といった雇用形態ではありません。
では、なにで分けられているのでしょうか?
答えは、年齢です。
多くのノンバンク・金融機関は借入可能な年齢を成人年齢である20歳以上としています。20歳未満で借りられる場所はほとんどありません。
高校を卒業した18歳以上で借りられるノンバンクとしては、高田馬場に店舗を持つ学生ローン「カレッヂ」があります。「カレッヂ」は、以前アルバイトはしていたけど、現在一時的にアルバイトをしていないという場合でも相談に乗ってくれるようです。ただし、今までアルバイト経験がなく今後もする気がない場合は申し込み不可とのことです。*2
2022年4月の民法改正で、18~19歳も一気に借りられるチャンスが増える
……ここまでは、2021年12月時点の話です。
しかし、2022年4月1日の民法改正で大きく状況が変わります。
具体的には、成人年齢が現在の20歳から18歳に引き下げられます。*3
2022年4月1日時点で18~19歳の方は即座に成人とみなされるようになるのです。
法務省のページには、成人となったことで親の同意を得ずにできるようになるものの例として
・クレジットカードの作成
・自動車ローンを組む
といったことが挙げられています。
このため、カードローンについても18歳以上で組めるところが大幅に増加する可能性は高いです。4月以降は18歳以上であればカレッヂ以外のノンバンク・金融機関でもローンを組めるようになるところが増えると予想できるため、今のうちに情報収集しておいても良いかもしれません。
まとめ
20歳以上でアルバイトをして安定した収入があれば、どの金融機関・ノンバンクでも借りられる可能性はあります。
高校卒業以上かつ現在18~19歳でいますぐお金が必要!という方はカレッヂを検討しましょう。少しなら待てるという場合は、2022年4月の民法改正で自分自身が法的に成人と認定されてから、色々な金融機関・ノンバンクを見て自分に合ったところで融資申込をしてみるのが良いのではないでしょうか。