クレジットカードのブランドの違いとは

クレジットカード

みなさんはクレジットカードを発行するとき、どこのブランドにしようか迷った経験はありませんか。そもそもブランドによって何が違うのか、使い勝手がいいのはどの種類なのかなどの疑問を詳しく教えてはもらえませんよね。しらないと知らず知らずのうちに損をして、利用できなかったという事態になるかもしれません。これから発行するにあたり損をしないためにもみなさんの疑問にお答していきます。

ブランドにはどのような種類がある?
世界中でクレジットカード決済が可能なシステムを提供する会社は国際ブランドとよばれています。主な国際ブランドは5種類あり、「世界5大国際ブランド」と呼ばれています。
・Visa
・Master card
・JCB
・American Express
・Diners Club
の5種類です。2018年時点での世界シェアはVisa44.84%、Master card24.46%、American Express2.26%、JCB1.04%、Diners Club0.74%(UnionPay26.66%)となります。UnionPayは中国を中心に展開されているブランドですので今回は全世界で比較したいので省略させていただきます。

それぞれの特徴は
Visa 
国際ブランドとして世界では一番知名度があります。国や地域を問わず使えることがメリットであり、圧倒的な加盟店舗数を誇ります。決済手段も豊富でセキュリティ面でも安心して利用することができます。


Master card
国際ブランドの中でVisaに続いて2番目のシェア率です。こちらも世界中に加盟店があり、お店やホテルなどで利用できます。ヨーロッパ圏で強いカードともよばれています。また「コストコ」ではマスターカードでしか決済できず、1度に大量の商品を購入する方が多い店では必須のカードではないでしょうか。


JCB
日本で最初に発行された国際ブランドで、国内ではVisaよりも多いシェア率です。日本の加盟店舗数が多いのが特徴で、ポイントに関して優遇される店舗もあり、よく利用する店舗ならばポイントを他のブランドカードよりも多く貰うことができます。海外で使えるところはまだ少ないのが現状ですがアジア圏を中心に広がりつつありグアム、ハワイなど日本でも人気の観光地では問題なく使えます。


American Express
ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードの元祖であり年会費はかかりますが年会費以上の充実したサービスが受けられます。審査が厳しい印象があるためステータスカードとして所持することができるのです。また他のブランドではゴールドカードからのサービスであることがほとんどですが、空港ラウンジサービスがグリーンから無料で登録できます。

Diners Club
ゴールドカード以下のグレードのカードを発行していないため年会費が22000円と高額で27歳以上でないと申込みができない特別なカードです。ビジネスで利用する人や富裕層に愛用者が多い印象で審査基準もやや厳しめに設定されています。利用金額に上限がなくポイントに有効期限がありません。またグルメ優待が豊富でコース料理が1名分無料で楽しめる特典もあります。

ブランドによって使い分けたほうがいい
ブランドによって特徴が違うので、用途で使い分けたほうが無難だといえます。

Visa 、Master card   
海外でもカードを使いたい
利用できる加盟店も多く使用しやすい  
カード初心者でも使いやすい  
どちらかを所持していれば使えない店舗はほとんどない

JCB           
国内で使うことが多い
ポイントが多く貰える優遇店舗がある

American Express、Diners Club
年会費がかかるが充実したサービスが受けられる。
審査が厳しめなのでステータスカードとして所持できる

いかがでしたでしょうか。こんなに多くのブランドが存在したことにもおどろきですよね。利用できる場所やサービス内容がブランドによって異なります。用途によって使い分けるためにも、違うブランドのカードを複数枚所持している方が安心できるかもしれません。みなさんのライフスタイルにあったカードをぜひ見つけてみてください。

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